№ 276 2024・12・1
ぼくは法務大臣
延尾 隼雅(4年)
ただ今から、延尾内閣を発表します。
内閣総理大臣は父です。家族のために、はたらいてくれています。おこると、めちゃくちゃ怖いけど、たまには、おもしろいことを言って、めっちゃ笑かしてくれます。
内閣官房長官、兼財務大臣、兼厚生労働大臣は母です。家族のために買いものをしたり、おいしいご飯を作ったりしてくれています。ただ、わざと、きらいな食材を使ったおかずを作ることがあるので、それはやめてほしいです。
文部科学大臣、兼スポーツ担当は、じいじです。毎日、自主練をしているので、ちいきでは、まあまあうまいらしいです。くさいおならを「こく」のが、ざんねんです。
文部科学大臣、兼お散歩担当は、ばあばです。よくお散歩に行きます。帰ってくると手に、おいしいものを持っています。とくに、おまんじゅうが多く、たこやきや、たいやきのときもあります。いつも楽しみです。
上の兄は農林水産大臣です。来年、お魚の学校に入るための勉強を、ちょっぴりがんばっています。
下の兄はデジタル大臣です。ピンク色が好きで、今、夢中になっているのはゲームソフト「星のカービィ」です。勉強づくえの上はピンク色で、いっぱいです。
最後は、ぼくで、法務大臣です。家族が楽しく安全に生活できるように、ルール違反を取りしまります。
この作品は2024年12月1日の京都新聞「少年少女の作品」に掲載されました。
№ 275 2024・12・1
たのしかったうんどうかい
おおさわ そよご(1年)
きょう、小がっこうの、うんどうかいがありました。はしったり、おどったりしました。
ぼくは、ときょうそうに、でました。なぜか、きあいがはいって、いつもより、はやくはしれました。
みていた、おかあさんとおとうさんが、びっくりした、すごくかわいかった、といっていました。
ぼくの小がっこう生活さいしょの、うんどうかいは、たのしかったです。
この作品は2024年12月1日の京都新聞「少年少女の作品」に掲載されました。
№ 274 2024・11・19
秘密をばらしたけれど
吉田 悠人(4年)
ぼくがお父さんのことで、秘密にしてあげたいのは、おふろ上がりに、おでこの両はしから、まん中に向けて、かみの毛をよせてタコやイカみたいになって、へんてこな顔をすることです。
それを見て、ぼくは弟とお母さんの3人で笑いころげます。ふと、ぼくとお父さんがMー1グランプリで1位を取ったすがたを想像してしまいました。
お父さんの秘密情報は、まだあります。それは、おならでカメ虫をたおしてしまったことです。どうしたら、おならでカメ虫をたおせるのでしょうか。
それは、食生活のせいだと思います。お父さんは銀行で働いていて、朝早く家を出て夜おそく帰ってきます。仕事は大変で休む時間がほとんどなく、お昼ご飯を食べることができない日もあるそうです。そんな食生活が続くと、おならも、くさくなるのでしょう。
お父さんがカメ虫をたおす武器は、もう一つあります。仕事から帰ってきたときの、足のにおいです。そのくささは、はんぱじゃありません。もはや、納豆レベルをこえています。
おならと、足のにおい、この二つの「くさい」が、カメ虫をげきたいしたのでしょう。秘密をばらしてしまいましたが、仕事をがんばるお父さんが、ぼくは大好きです。
この作品は2024年11月17日の京都新聞「少年少女の作品」に掲載されました。
№ 273 2024・9・1
ぼくの妹
菅井 奏助(3年)
音香がうまれて16日がたちました。初めて音香を見たとき、ぼくはびっくりしました。小さいし、ぼくによくにていたし、かわいかったからです。
赤ちゃんは、すごいと思いました。しゃべれないけど、ぼくらがしゃべるのを聞いているからです。
音香の一番かわいいところは、わらったときです。でも、うんこをするときは、泣きます。
早く、歩けるようになって、しゃべれるようになってほしいです。成長が楽しみです。
この作品は2024年9月1日の京都新聞「少年少女の作品」に掲載されました。
№ 272 2024・5・18
事件は謎のまま
堂阪 沙羅(6年)
五月二十三日に、学校で事件が起きた。
五時間目の授業前に、ある女の子が髪をくしでとかしていた。しかし、授業が始まっても、そのくしは髪の毛に絡まったままで先生が、それに気づいた。
先生が他の生徒と一緒になって、髪からくしを外そうとしたが無駄骨だった。くしを折れば外せるが、そのくしは借り物。どうしよう? みんなは困惑した。
事件は続いた。五時間目が終わって内科検診を受けるときも、くしは外れないでいた。保険の先生が「何、それ?」と不思議がった。
教室に帰っても、くしは髪にぶら下がっていた。その後、別々に下校したため、くしがどうなったか、わからない。謎の事件だった。この作品は2024年6月16日の京都新聞「少年少女の作品」に掲載されました。
№ 271 2023・11・19
待ち遠しい図工展
正木 志穂(6年)
図工の授業で版木を作成している。私は、テニスをしている自分の姿を彫ることにした。下描きを先生に見せると、「これ、志穂そのまんまやな!」と言われて、とてもうれしかった。
いよいよ彫刻刀で木を彫っていく。版木作りで一番大切な作業である。線をくっきりさせたり、目や鼻、ラケットやボールを彫るときの彫刻刀の刃の向きに気をつけたりして版木を仕上げた。版木にインクを付けて画用紙に刷ると、素敵な版画が生まれた。
図工展は〇〇日に行われる。父と母に見てもらうのが待ち遠しい。
この作品は2024年1月7日の京都新聞「少年少女の作品」に掲載されました( №270の延尾隼雅の作品と同時に)。
№ 270 2023・12・1
こうかい
延尾 隼雅(3年)
学校でテストがあった。100点ではなかった。
まちがったところは、家でなおして、てい出しないといけない。でもぼくは、3週間ぐらいの「なおし」をためて、その数は20まいぐらいに、ふえていた。
ママに見つかった。「全部、すぐにやりなさい」とおこられた。毎日、なおしたけど、1日最大3まいが、げんかい。まだ終わらない。
テストを返された日に、なおしをしておけばよかったと、こうかいした。そして気づいた。100点とれば、なおしはゼロなんだ、と。
この作品は2024年1月7日の京都新聞「少年少女の作品」に掲載されました( №271の正木志穂の作品と同時に)。
№ 269 2024・1・10
挑戦
細川 莉子(6年)
挑戦の意味の一つは「困難に立ち向かう」だが、他に漢字から「戦いに挑む」と読み取ることができる。
両親の勧めで小学一年生の九月からソフトテニスを習い始めた。初めてボールがラケットに当たった時や、ネットを越えた日のことは、今でもよく覚えている。その日から私はテニスに、どんどんのめり込んでいった。
その後、「困難に立ち向かう」日々が続いた。一つクリアしても次の挑戦課題が立ちふさがり、コーチや両親から厳しい指導を受けた。悔しくて練習中にコートから脱走したこともある。
大会に初めて出たのは三年生の時。相手の打球を勝手にアウトと自分でジャッジし、ボールを打たずに手でキャッチして負けた。四年生に上がった翌年からは全国大会の京都府代表に数回選ばれ、六年生になった今年の八月には府の選手権大会で優勝した。
その時、私の「挑戦」が少しだけ後押しをしてくれたように思う。
追いかける側にいたほうが楽な気持ちで戦えて「府のトップ」というタイトルを手にすることができた。しんどいが来年三月まで守り続けることが新たな挑戦課題になった。達成できれば府のランキング一位が確定する。
九月から追われる側に立場が入れ替わった。追いかけるほうが楽だった、と言って弱気を起こすと必ず倒される。「困難に立ち向かう」という意志を強く持つようにしたい。
ラケットを握って五年目。のめり込み、脱走し、連敗し、やっと勝てるようになって上位に入賞できた。その時その時に挑戦してきた課題は、一つ一つ違うことが判った。
先日、ソフトテニスが強い中学校へ進学することを決めた。不安もあるが楽しめると思う気持ちのほうが強く、来春から新しい「戦いに挑む」ことになった。それはもちろん、京都府ナンバーワン、いや日本一への挑戦である。
この作品は昨年9月に岐阜県飛騨市・飛騨市教育委員会の主催(共催は朝日新聞社、荒垣秀雄氏生誕地顕彰会、荒垣氏のご遺族)で行われた「第6回荒垣秀雄顕彰作文コンクール」(荒垣秀雄氏生誕120周年記念回)に応募し、小学生5・6年生の部で「荒垣秀雄 天声人語賞」と「入選」に選ばれました。昨年暮れに発表され、2月24日に飛騨市で表彰式が開かれます。
荒垣秀雄氏は飛騨市出身で1946年から約18年間、朝日新聞一面コラム「天声人語」を執筆されました。
№268 2023・11・24
名前は、きれいな字で
雲井 蒼介(6年)
ぼくの名前は蒼介で、命名したのは両親。蒼介の「蒼」は、「あおい」とも読む字で気に入っている。
最初は「そうすけ」という読み方に決めたらしいが、漢字が思いうかばず、「命名の本」にのっていた蒼介にしたという。「蒼介」は、雲井という名字と合わさって、「広い心を持ち、すくすくと成長してほしい」という願いが込められているそうだ。
そうすけといえば、クラブに管井奏助がいる。アニメ「崖の上のポニョ」の主人公は宗介だ。世の中にはたくさんの「そうすけ」が存在するが、それぞれ意味は違う。それが、名前のおもしろいところだ。ぼくは、自分の名前を書くときは、できるだけきれいに書くようにしている。
人の名前も、意味を知ると、その人と、もっと仲良くなれる気がする。名付けられた名前には大切な意味があり、人の名前で遊んではダメだと思う。自分の名前も人の名前も大事にしたい。
ところで、ぼくは三人きょうだいで、下に弟と妹がいる。弟の名は大遥(たいよう)、妹は菜七恵(ななえ)で、ぼくたち三人の名前は「広く、大きく」という願いがこめられている。
ぼくらのことについて母は、「蒼介は名前どおり成長しているが、大遥は大きくなりすぎて、菜七恵はわがままに育った」と、少し笑いながら話していた。
この作品は2023年11月19日の京都新聞「少年少女の作品」に掲載されました。
№267 2023・9・2
「こっちゃん」がすき
細川 瑚子(2年)
わたしは7月に生まれました。あつい夏です。
わたしの名前は瑚子、お姉ちゃんは莉子です。お父さんとお母さんは、子どもの「子」というかん字をつけたかったそうです。
2人の名前を合わせると、「ここりこ」で、おぼえやすいよび方です。でも、森コーチは、わたしの「ここ」と、お姉ちゃんの「りこ」をよくまちがえます。
わたしは、みんなから「ここちゃん」ではなく、「こっちゃん」とよばれることがあります。そのほうが、すきです。
瑚子の「瑚」は、さんごしょうの瑚です。さんごしょうは海をきれいにしてくれる生き物です。瑚という字は、わたしのまわりにいる人たちの心も、きれいで明るくなるように、といういみが、こめられています。そしてわたしも、そんな人にそだってほしいと思います。
この作品は2023年10月15日の京都新聞「少年少女の作品」に掲載されました。
№266 2023/7/8
生き物博士の一家
延尾 隼雅
ぼくの家には、生き物がいっぱいいます。おたまじゃくし、カエル、ヘビ、ミミズ、コイなどです。
きょう、コミュニティ活動をしている竹やぶで、カブト虫1ぴきをつかまえました。カブト虫のよう虫もなんびきか、いました。家族がふえて、夏がにぎやかになりそうで、楽しみです。
中学生の兄は魚博士、6年生の兄は虫博士の「玉子」です。ぼくは、動物博士になりたいと思っています。
延尾家は、生き物博士の一家になるかも知れません。
№265 2023/6/4
テニス川柳
延尾 楓雅
① ゆずりあう 二人の間を 球ぬける
② トスボール 同じコースに コーチすげ~
③ 試合前 打球でわかる 力の差
④ 試合では 緊張だけが 敵になる
⑤ 頑張ろう その一言で 勝てるかも
「川柳(せんりゅう)とは、五・七・五の一七文字で作られる短い詩のことです。俳句と似ていますが季語が不要など、制約が少なく自由に作ることができます。江戸時代に栄え、句集を出した柄井(からい)川柳の名が由来となっています。」(森)
№264 2023/3/5
あさとのためにも
延尾 隼雅
きょうのれんしゅうのときも、ぼくは少しサボりました。すねてしまったのです。
それは、ラケットを少しなげただけなのにおこられたからです。でも、なげたぼくがわるいのです。
もうすぐぼくは、はじめてしあいに出ます。ペアは、あさとです。
森コーチは、ぼくがまじめにしないとペアをかいしょうすると言っています。あさとのためにも、ちゃんとれんしゅうして1ゲームだけでもとりたいな。
№263 2023/3/5
どちらもかわいそう
細川 瑚子
学校で男の子が、いじめられていました。かわいそうだな、とおもいました。
いじめている男の子に「いじめはダメよ」とちゅういしようとしたけれど、こわくてできませんでした。
かわいそうな男の子に言ってあげました。そのことばは、「だいじょうぶ?」です。男の子は「ありがとう」と言ってくれました。
いじめた男の子が、せんせいにおこられていました。そのすがたをみて、わたしはまた、かわいそうだなとおもいました。
№262 2023・2・25
はんせい
延尾 隼雅
今日の練習で、ひるまでは、がんばっていましたが、ごはんを食べたあとは、まじめに練習しませんでした。
練習をやめてから、さいしょは木のぼうにバッタをのせてあそびました。つぎは、石をなげはじめました。
まえに、石なげをしてママに「ダメだ」とおこられたのに、ぼくはわすれていました。今日も、たのしくて、やってしまいました。ごめんなさい。
こんどからは、石なげはしません。なげている人がいたら、とめます。
なげた石がコートの下のいえにあたって、おじさんとおばさんがおこりにきました。コートがつかえなくなったら、どうしよう。森コーチ、ごめんなさい。はんせいしています。
№261 2023・2・23
名人になって
正木 志穂
二重飛びが大きらいです。
母は小学生のとき、なわ飛びが得意で、二重飛びは百回もできた、と自慢します。「母ができて私ができないことはない」と私は学校の休み時間や家で、練習を始めることにしました。
友だちにコツを教えてもらいました。なわを速く回して高く飛ぶことです。それを聞いて、そんな当たり前で簡単なことに気づかなかったことが少し、はずかしくなりました。
初めて一回飛べました。問題は、連続して飛ぶのがむずかしいことです。それを解決するのは、「回す」と「飛ぶ」のタイミングの取り方を覚えて、練習をひたすら続けることだと判りました。
卒業するまでに「なわ飛び名人」になって、母にギャフンと言わせたいと思っています。
この作品は2023年4月2日の京都新聞「少年少女の作品」に掲載されました。
№260 2023・1・14
初打ち会
正木 志穂
毎年一月二日はクレイの大イベント、恒例の初打ち会で、紅白戦も開かれる。私は入部して二回目の参加だった。
的当てゲーム( 達磨倒し) で、妹はボウリングのようにボールを転がし、もう少しで当たりという悔しい結果。今年こそはと私もがんばったが失敗。初参加の父は、的を大きく外した。正木家最後の切り札、母がやっと当てて二位、さつまいも一箱の商品をもらった。
紅白戦は、合宿などでも行われるが、私は個人ではなく白組という団体の勝利で、初めて賞品をゲットした。母も白組で、母の賞品は二つ目だった。
来年は、的当てゲームに集中したい。サーブに磨きをかけて絶対に達磨を倒し、母をぎゃふんと言わせたい。
№259 2023・1・7
七草がゆ
細川 莉子
今年も広島のいとこが、京都に来た。
きょうは、七草がゆを食べる日。みんなが元気に過ごせますように、とお願いして食べた。
お正月のごちそうをいっぱい食べたから、お腹を休めるためにも食べた。また、いとこと楽しく遊んだことを思い出しながら食べた。
わいわいとみんなで食べていると、おいしくて、あっという間に、おわんのおかゆがなくなった。おかわりすると、満腹に。
ふと、気づいた。これじゃあ、お腹が休まらないのでは、と。でも、お正月だから許してもらおうか。
№259 2022・12・26
感謝を忘れず
坂本 美奈帆
冬休みに入る一週間前、私はインフルエンザにかかり、クリスマスが終わる日まで自宅待機になった。
26日から登校できて、うれしかった。友だちが温かくむかえてくれて、授業後も公園で楽しく遊んだ。
感謝した。このときの気持ちを忘れず、いつまでも友だちと接していきたいと思った。
№258 2022/12/24
みつからなかったくるま
すがい そうすけ
きょうのテニスのれんしゅうは、ごぜんちゅうだけで、ひるからかえりました。そのあと、イオンに行きました。
オモチャうりばで、クマのぬいぐるみが150円でうっていました。やすかったので、お母さんにかってもらいました。とてもかわいいクマです。
いえにかえるとき、お母さんはくるまをどこにとめたのか、わからないといいました。
4かいだとおもって、さがしても、みつかりません。つぎに5かいにいくと、とまっていました。
お母さん、これからは、ちゃんとおぼえておいてね。
№257 2022・12・10
さみしくてないちゃった
細川 瑚子
わたしがかぜをひいた日は12月9日で、その日はちょうどねえねのおたんじょう日だった。
ねえねに、かぜがうつったらいけないので、ねえねは、お父さん、お母さんとケーキをたべて、おいわいをしてもらった。
だから、わたしだけ、ひとりでケーキをたべた。さみしかった。ちょっとないちゃった。
№256 2022・12・2
クリスマスカレンダー
さいとう あさと
12月1日からクリスマスカレンダーについているチョコを食べはじめました。お姉ちゃんといっしょです。
カレンダーの1番から24番までの場所を毎日あけて、1コずつチョコを食べていきます。
きのう食べたチョコのまん中に、クリスマスツリーの絵が書いてありました。きょうのチョコには、ツリーにかざる丸いオーナメント(かざり)が書いてありました。
№255 2022・12・2
七五三
正木 志穂
妹の七五三のお参りで、十二月十日に家族全員で稲荷大社に行ってきました。一二月なのにポカポカ陽気、雲一つない晴天で七五三日和でした。
伏見稲荷大社には、千本鳥居と呼ばれている場所があります。入口には大きな鳥居があり、私はそこから鳥居の数を数えながら家族と稲荷山を登っていきました。
一、十、百、二百と数えました。頂上に着いても鳥居は続きます。「千本」は、たくさんという意味、と父に教えてもらいました。
妹は、神社でおはらいを受けて、お守りやおもちゃのゲームをもらいました。一緒に遊ぶことが楽しみです。
№254 2022・11・20
すし
延尾 楓雅
テニスの練習が終わって家族で、きらくというすし屋に行った。だが、食べたのは三貫のみ。体調が悪かった。
昨日、竹やぶのコミニティがあり、雨水を含んだ土を一輪車で何十回も運んだ。重たかった。
そして、きょうは久しぶりのテニス。筋肉痛で、うまく打てなかった。すしを三貫しか食べることができなかった理由は、あの土運びだった。
体調のよい日に行って、いっぱい食べてやろう、と思った。
№253 2022・11・19
妹
坂本 美奈帆
私には四才下の妹がいる。末っ子だと分かっていても、ずるいと思うことがある。自分のことをほとんど母と私に、させているのだ。
私は妹が生まれたときから、自分のことは自分でしている。この「はん・もく」を書いていて、気づいたことがる。妹が将来、困ってほしくないという思いだ。
だから、少しずつ自立させるために、やさしく教えてあげようと思った。
№252 2022・11・18
真似が上手
正木 志穂
私には三才の、さわという妹がいる。生まれた時からダウン症で、心臓の病気をもっている。発育はゆっくりで、同じ年のお友達のようには、できない事が多い。
だけど、妹は人の行動を真似ることが得意だ。たとえば私が、寝っ転がっている父の背中に乗ると妹も乗ったり、肩もみマッサージを使っていると、その場所から私をどかしたりして真似をする。
リハビリになるからと、一年ほど前からテニスの練習にも、ついてくるようになり、妹はおもちゃのラケットを買ってもらった。最近は練習前のランニング・準備体操・素振りも楽しそうに真似るようになり、満足な表情を見せている。
次は何を真似るのだろう。悪いことを真似されないよう、私は行動に気をつけて、いい見本のお姉ちゃんになろうと思った。
№251 2022・11・17
かわいそうなゴミ
細川 瑚子
どうろに、ゴミがおちていました。だれが、すてたゴミでしょう? ひろおうとしたけど、きたなかったので、やめました。
ゴミはゴミばこにすてるか、ゴミばこがなかったら、いえにもってかえってほしいとおもいます。ゴミが、かわいそうです。
この作品は2023年1月22日の京都新聞「少年少女の作品」に掲載されました。
№250 2022・11・13
負けて学ぶ大切さ
細川 莉子
小さいときからサッカーをしていたという。私が通った幼稚園の、先生の息子さんだ。高校生になり、近くのグラウンドで、よく練習していた。
先日、京都府大会の決勝戦に出ていた。がんばってレギュラーになっていたんだ、と少しうれしくなった。
だが、全国大会への夢は、かなわなかった。あんなに自主練をしていたのに。
くやしい思いをするよりも、よろこんでいるときのほうが気持ちは楽だが、勝ったときより、負けたときのほうが、教わることがたくさんある。反省する機会が多くなるからだ。
大切なのは反省で、そこで学んだことは次の試合でも勉強でも必ず生かされる。テニスをして私は体験した。息子さん、がんばれ。
№249 2022・11・13
お手伝い
細川 莉子
洗濯物が多い。寒くなって分厚いトレーナーやズボン、モフモフのパジャマがあるからだ。太陽が出ている時間が短く、日差しが弱いから、かわきがおそい。
母が、毎日大変そう。たたむのも時間がかかっていた。それを見て妹と手伝った。すると五分で終わった。協力するのは楽しい。
つぎは、おそうじと台所のおかたづけ。来月は大そうじだ。
№248 2022・11・12
苦手なことにも挑戦
正木 志穂
私は作文を書くのが苦手です。この「はん・もく」ノートに何を書けばいいのか、いつもなやみます。ときどき、母からヒントをもらいます。
十月に書いた「ジョギング」という作品を京都新聞の「少年少女 わたしのたちの作品」に応募したらいいよ、とコーチに言われました。その作品が、十一月六日に新聞にのって、二回ビックリしました。
苦手なことも挑戦し続けると、努力はいつか実ります。一つの目標が達成したら、次の目標を決めます。
初めて私の作品が新聞にのったことで、これからは他のこともがんばろうと思いました。
№247 2022・10・22
きょうは、たのしかった
すがい そうすけ
しあいをした。5かいした。3かいかって、2かいまけた。
けいたとここちゃんが2かいかって、ぼくとななえちゃんは3かいかった。ゆきとは4かいもかった。
こんどは、ゆうしょうをきめるしあいをした。まず、ぼくとゆきとと、しあいをしてぼくがかった。つぎは、ななえちゃんと、ここちゃんがたたかって、ななえちゃんがかった。
いよいよ、ぼくとななえちゃんのけっしょうせん。けっかは、ぼくがかって、ゆうしょうだ。うれしかった。
サーブは、ぜんぶはいった。しょうひんが、ほしかった。
№246 2022・10・21
朝顔
細川 莉子
春。机の引き出しから朝顔らしい種を見つけて、プランターに植えた。
七月。細い細い茎が出てきたが、大雨でたおれた。
夏。つるが伸びて二〇個くらいの朝顔の花が咲いた。
九月。秋が近づいても花を咲かせた。
強く生きる朝顔を見習おうと思った。
№245 2022・11・20
子どもから大人へ
山本 奈津
私は、あと四か月ほどで中学生になる。小学校の入学式が、つい最近のことのように思い出され、あっという間に六年間が過ぎていくような気にもなった。
泣いたり笑ったり、悲しんだりよろこんだり、いろんなことを体験した。
中学校では、幼稚園のときの友だちや、新しい友だちとも出会える。もちろんソフトテニス部に入部して、部活を始める。初めて学ぶことも増えていくはずだ。
ちょっとずつ大人に近づいくことを実感するが、さみしいとも思った。
№244 2022・10・2
テニスのれんしゅう
すがい そうすけ
がっしゅくの1日めに、コーチがサーブをおしえてくれた。ボールをじめんにおとさないで、うつ。むずかしかったけど、3こはいった。
かようびに、おとうさんとれんしゅうした。
すぶりを100かいした。そのすぶりをクレイにいったときも、したいとおもった。
№243 2022・10・2
ごうかく
のぶお しゅんが
きのうのきのう、トランポリンの4きゅうテストをうけました。
れんしゅうを2かいしました。ほんばんはごうかくするまで、なんかいもします。
きんちょうしました。でも、1かいでごうかくしました。
「テニスも、これくらい、ねっしんにれんしゅうしてほしいな」と森コーチに言われるかもしれません。
だけど、トランポリンとテニスはべつです。テニスはれんしゅうがはんぶん、あそびもはんぶんなんです!
№242 2022・10・2
あと五か月
山本 奈津
私は三年生の春にクレイに入団して、きょうまで一度も練習を休んだことがく、三年半が経った。休もうと思ったことはない。テニスが好きで、練習が楽しいから。
私は「皆勤」をめざしている。それは四年生のころから意識しだした。六年生になった今は、「卒団するまで、どんなことがあっても休まない」と心に決めている。
心配するのは、コロナに感染したり、かぜをひいたりして練習に行けなくなることだ。
体調管理に気をつけて、卒団式で「皆勤賞」をもらうことを夢見ている。
№241 2022・9・14
ジョギング
正木 志穂
今日からジョギングを始めることにした。友だちとそのお父さんが「一緒に走らないか」と誘ってくれた。体力をつけることと少しでも速く走れるようにと。
距離は2.5㎞だが、友だちのお父さんは「最初と最後は歩いて、中間だけ走る」と言った。なぜだろう。
すごいと思ったのは友だち親子が一度も止まらなかったこと。私も2人に引っ張られて、しんどかったけれど止まらなかった。
親子は水・金曜日に走っているらしい。私も続けようと思った。
続けるには宿題や次の日の登校準備、お風呂や夕ご飯をすませておかなければいけない。きちんとメリハリをつけないと、と思った。
まずは1ヶ月、その次は冬休みまで、という目標をもって、がんばりたい。
この作品は11月6日の京都新聞「少年少女の作品」に掲載されました。
№240 2022・7・11
びょうき
延尾 隼雅
土よう日のクレイのれんしゅう中に、おなかがいたくなったので、びょういんへ行きました。げんいんはふめいです。いえで2回、はきました。
日よう日は、はきませんでした。月よう日は、まだごはんがたべられなかったので、学校を休みました。
はやくなおって、学校であばれたいです。
№239 2022・6・28
背中ヒリヒリ
細川 莉子
つゆがあけて
水泳のじゅぎょうが始まった
今日は暑くて水えい日和
プールの水はとても冷たく
キラキラ光って気持ちよかった
よろこびの声が空にひびいた
家に帰ってお風呂に入った
日焼けした背中が
ヒリヒリしていたかった
№238 2022・6・19
うれしくてがんばった
雲井 大遥
土曜日は、さんかん日でした。理科のじゅぎょうを見てもらいました。
こん虫のことをタブレットで調べました。
ママが近くにいたから、きんちょうしました。
でも、見にきてくれたことがうれしかったし、がんばれました。
№237 2022・6・3
メダカ
雲井 大遥
メダカの赤ちゃんが生まれました。小さいです。2ミリほどです。
まだ、たまごをもっているお母さんメダカがいます。もっともっと生まれてくるようです。
たまごは、とうめいです。元気に育ってほしいです。
№236 2022・6・3
メダカ
雲井 蒼介
ぼくの家では、メダカを約二〇匹飼っている。今は、たまごを産みつける時期で、八匹が産まれた。体長は約二ミリ、すごく小さな稚魚だ。
まだたまごをもっている親のメダカもいる。
この先、何匹産まれてくるのか楽しみだ。
№235 2022・5・25
水族館
細川 莉子(小5)
久しぶりに行った
一番気に入ったのはクラゲ
ふわーん ふわーん ゆらゆら
いつまでも見ていた
暗い部屋に光が当たり
とてもきれい
自分が魚になったようで
宇宙にいるみたい
楽しかった
№234 2022・5・22
三人で
雲井 大遥(小3)
二だんベッドがとどきました。
ぼくは上で、お兄ちゃんは下でねます。
いもうとがときどき
お兄ちゃんの下でねます。
三だんベッドみたいで
うれしいです。
この作品は7月10日の京都新聞「少年少女の作品」に掲載されました。
№233 2022・5・22
ぼくも
大杉 康介(小5)
クレイスポーツ少年団では、テニスのほかに作文を書くという活動をしています。そのノートのことを「はん・もく」とよんでいます。
その作文が新聞にのることがあります。ぼくの作品がのったことはありませんが、何人も新聞にのりました。中には、何回ものった人がいて、すごいと思っています。
そのレベルを目指して、がんばります。
№232 2022・5・22
笑い
山本 奈津(小6)
人が笑うのは
うれしいとき
幸せと思うとき
それは楽しさがあふれたときの
感情の表れ
生きている証だ
笑いは
怒る泣く悲しむなどの
感情を乗り越え
切り抜けて生まれる
これからの人生
すてきな笑顔で
いっぱいにしようと思った
№231 2022・5・12
意見がちがっても
大杉 紗矢花(小3)
五月一二日の木曜日に、体育のじゅぎょうでリレーをしました。
わたしのチームには、はやい人が二人います。し村さんと門ぜきさんです。二人とも、勝つという気持ちじゃなくて、バトンのパスがよければいい、と言っていました。
わたしの意見とちがいます。わたしは、いっしょうけんめい走るという気持ちです。
だけど、二人をもくひょうにしたいと思いました。
№230 2022・4・26
図書委員
岡田 真規子(小4)
わたしは図書委員に決まりました。それを知って「図書委員はむずかしそうだな」と思いました。でも、友だちの田島さんも図書委員なので、ちょっと安心しました。
四月二十六日(火)から委員活動が始まりました。図書委員が活動する日は、月曜日です。図書室のそうじをしたり、本をかしたり、うけとったりします。
一年間、田島さんとがんばろうと思います。
№229 2022・4・11
大量の竹の子
岡村 茉音(小6)
京都は竹の子の名産地。中でも乙訓地方は、京都を代表する産地として知られている。その長岡京市の、母の実家の竹やぶへ行き、祖父に竹の子掘りに連れていってもらった。
地中に隠れた竹の子を見つけるコツは、土の小さなヒビ割れから、わずかに顔を出す竹の子の穂先を探し当てることである。「ホリ」と呼ばれる細長いくわを使い、ヒビ割れた土をすかしてグッと土中に押し込み、竹の地下茎を切って竹の子をテコの原理で掘り起こす。
なかなかの重労働だったが、祖父と三〇㎝ほどの二四本を収穫した。すぐに大きな鍋で湯がいてもらい、そのうちの何本かをわが家へ持ち帰った。
夕食のメニューは筍ご飯。柔らかくて香りよく、美味しかったことは言うまでもない。明日も食卓に、筍料理が並ぶことだろう。
№228 2022・4・11 この作品は6月12日の京都新聞「少年少女の作品」に掲載されました。
一年生
細川 莉子(小5)
ドキドキしているかな
ランドセル重くないかな
教室まちがわないかな
早く友だちできるかな
給食食べられるかな
妹の教室をのぞいてみた
ニコニコしていた
いっぱいしゃべっていた
楽しそうだった
ドキドキしたのは私のほう
心配しすぎたかな
№227 2022・4・13
山桜
細川 莉子(小5)
コロナが流行して
あまり外出ができなかったとき
さみしそうに咲いるのを見た
枝は細く
花は少なく
色はうすかった
見つけたのは二年前
去年もひっそり咲いていた
今年は枝が伸び
花は多く
色は濃かった
わたしも
成長したいと思った
№226 2022・3・6
とび箱
岡田 真規子(小3)
一月三一日の体育のじゅ業で、とび箱の最後の技を学習しました。それは、とび箱の上で前回りをする台上前転という技です。わたしは、初めてとぶことができました。
でも、わたしには、まだできない技があります。かいきゃくのたてと、かかえこみとびです。
だから四年生の体育のじゅ業で、その二つの技を、ちゃんとできるようにがんばろうと思います。いまは、台上前転ができただけでも、うれしいです。
№225 2022・3・5
図工
大杉 康介(小4)
今、図工のじゅ業で作っているのは、自分で考えたコースにビー玉を転がす「コロコロガーレ」という作品です。
ぼくは図工が大好きなので、このじゅ業が楽しみです。よい作品が作れたらいいなと思っています。
なんいどの高い作り方をしていたら、友達に「すごい」と言われて、とても自信がつきました。もっとおどろかせようと思っています。
№224 2022・3・5
じいちゃんは74さい
のぶお しゅんが(小1)
3月6日は、じいちゃんのたんじょう日です。だけど、あしたはテニスのれんしゅうに行く日なので、きょう、チョコレートケーキで、おいわいをしました。
ろうそくのかずは7本と、ちいさいのが4本です。おいしかったです。
№223 2022・3・1
いつのまにか
細川 莉子(小4)
お気に入りがある
色と形が
母とおそろいのクツ
温かくて
歩きやすくて
とってもオシャレ
はいて歩いてアレ?
母のクツとまちがえた
足のサイズが
母と同じになっていた
№222 2022・2・21
六年生を送る会
岡村 茉音(小5)
今年も学校で六年生を送る会を行う時期がきた。私の学年(五年)は、ライオンキングメドレーを演奏する。鉄琴・木琴・小太鼓・大太鼓・ピアノなど沢山の楽器を使い、それに合わせた踊りも披露する。
私は大太鼓担当。最初はうまくリズムが取れず、ずれてしまっていたが、休み時間に何度も練習して今では楽譜なしでも正確に演奏できるようになった。大太鼓を打つのは私一人なので、しっかりと音を響かせたい。
いよいよ明日が本番。コロナの影響で録音演奏となるが、学年で心を一つに団結し、すばらしい演奏をして六年生を感動させたい。
№221 2022・2・12
太陽と月と星
山本 奈津(小5)
はるか遠くから
この地球にふりそそぐ
太陽の光を
手にあててみる
心があたたまりそう
はるか遠くから
この夜を照らす
月の輝きを
目に映してみる
心がやすらぎそう
はるか遠くから
この宇宙にちりばめられる
星のきらめきを
一つひとつ摘(つ)み取(と)ってみる
無限の可能性が見つかりそう
№220 2022・2・7
満足
細川 莉子(小4)
最近、体育のじゅぎょうでペース走をしています。ペース走とは、五分間にグラウンドを何周走れるかをきそうレースです。
最高の人は五周で、わたしは四周でした。でも、いっしょうけんめい走りました。走っている時に、ほっぺたにあたる風は冷たかったけれど、とても気もち良かったです。
走り終わったわたしのしんぞうは、ドキドキしていて、ほっぺたは赤くなっていました。
きょうは全力で、走るペースも速く、結果に満足です。
№219 2022・2・5
赤ちゃん
山本 奈津(小5)
生まれる前の、まだお母さんのおなかの中にいた時のことを私は覚えていない。ほとんどの人がそうだろう。
生き物が生まれる。それは神秘的な現象の連続だ。お母さんのおなかの中で赤ちゃんが成長するなんて不思議だが、命の誕生がすごいものだと分かる。とても素晴らしいことだと思った。
赤ちゃんに血や骨、脳や臓器などがちゃんと育つのは、母の栄養をたくさんもらっているからだ。栄養を赤ちゃんに取られるから、つらかったと母が話していた。急におなかが痛くなったり、体がとてもだるくなったりした、と言う。生む時にも体に激痛が走ったらしい。母に感謝している。
私も丈夫な赤ちゃんを生みたい。
№218 2022・1・15
雪
延尾 泰雅(小6)
十二月の末に今シーズン初の雪が降った。
年が明けて元日にも雪が降った。ぼくの家よりも低い土地に住む友だちのお母さんが、積もった雪の写真を見せてくれた。だが、ぼくたちが暮らす地区では、そんなに積もらなかった。
三学期が始まった二日目、また雪が降り、校庭に雪が積もった。友だちが雪合戦を始めた。ぼくは巻き込まれるようにして仲間に入れられた。冷たかったが楽しかった。
その日のニュースで、長岡京の積雪は五年ぶりの八㎝と聞いた。五年前、大きな雪だるまを作ったことを思い出した。
もっと積もる日が来てほしい。
№217 2022・1・17
しんかいぎょ
のぶお しゅんが(小1)
しんかいぎょには、いろんなしゅるいがいます。まずはタコのメンダコとコウモリダコ、イカのダイオウイカです。
おもしろいのはアンコウです。りゆうは、フグをたべてパニックになったからです。テレビでみました。おもしろかったです。
№216
2022・1・15
雪だるま
細川 莉子(小4)
お正月に降った雪で、妹といとこと一緒に雪だるまを作った。目はミニトマト、鼻はニンジン、口はピーマンにした。顔の大きさは三〇センチ、かわいいだるまができた。
母に写真をとってもらうことにした。いとこがだるまを抱っこして、はいチーズ。「パシャ」。
そのとき、いとこが手をすべらせて、だるまがひざの上から転げ落ちた。だるまは、ぺしゃんこ、みんながいっせいに大笑いした。
そこでまた、「パシャ」。みんなの笑いが、いっしゅんピタッと止まった。
№215 2022・1・14
三学期
大杉 康介(小4)
新年が明けて、学校が始まりました。約二週間ぶりに、友達と会いました。
先生や友達にあいさつをしました。年末年始の話をする人がいっぱいいました。楽しそうでした。
冬休みが終わってまた、みんなといっぱい話したり、遊んだりできます。楽しい学校生活を送りたいと思いました。
№214 2022・1・14
とびばこ
岡田 真規子(小3)
一月一一日(火)から、体育でとびばこの学習が始まりました。わたしはその時、足をねんざしていて見学をしました。でも、一三日(木)の時は、とびました。楽しかったです。
今、わたしがとんでいるだんは六だんと五だんですが、それは横向きです。まだ、たて向きはとべません。早くとべるように何回も練習しようと思っています。
№213 2022・1・10
書き初め
岡村 茉音(小5)
新年を迎え
白い半紙と向き合った
背筋を伸ばし深呼吸
全国大会にのぞむ
わたしの目標
「強い闘志」
一字ずつ心をこめ
筆を動かした
№212 2022・1・9
ダルマ当て
岡田 真規子(小3)
1月2日にダルマ当てをしました。わたしは当てることができなかったけれど、楽しかったです。
さやかが当てて、しょうひんをもらいました。ペアのさやかだったから、うれしかったけれど、ちょっとくやしかったです。
№212 2022・1・5
さみしい
細川 莉子(小4)
年末から、おばあちゃんの家の冷蔵庫は、ぱんぱんだった。はみ出た野菜はベランダで、出番待ち。
年が明けて一品ずつ出番が来た。冷蔵庫の中は、どんどんすき間ができていった。
広島のいとこが来て、にぎやかになった。家族で過ごしたお正月。おせち・お雑煮・おさしみ・バーベキュー・ローストビーフ・すき焼きなど、みんなが、いっぱい食べた。
いとこが帰っていき、冷蔵庫は空っぽになった。家の中も、少しさみしくなった。
№211 2021・12・24
ケーキの取り合い
細川 莉子(小4)
今日は、クリスマスイブ。お母さんが四種類のケーキを買ってきた。ショートケーキ、チョコレートケーキ、マロンケーキ、チーズケーキ。
妹と、どれがいいか指を指して決めることになった。どっちもチョコレートケーキ。二回目も三回目も同じ結果だった。こまった。
お母さんがショートケーキにイチゴとチョコを一つずつ、おまけに付けてくれたので、わたしはそれを選んだ。妹は、それでもチョコレートケーキがいい、と言って、よろこんでいた。なんだか、わたしは得をした気分だった。
お父さんはマロンケーキ、お母さんはチーズケーキ、みんなで違う味を楽しんだ。
№210 2021・12・13
手製のエプロン
岡村 茉音(小5)
家庭科の授業でエプロンを作った。
まず、身長に合ったサイズに布を切り、四方をミシンで真っ直ぐ縫っていく。息をするのも忘れるくらい緊張したが、きれいにできた。
次に、布の上下を折り曲げて、ひもを通せる穴を作って縫っていく。ミシンに大分慣れてスムースにいった。
一番楽しかったのはポケットのデザインを考えること。思いついたのは花で、花びらをかたどったさまざまな色の布を貼り付けた。華やかなエプロンに仕上がった。
その日、早速エプロンを着て夕飯作りを手伝った。母が、うれしそうな顔をしていた。
(2月20日、京都新聞に掲載)
№209 2021・12・9
だいこん
ほそかわ ここ(園児・年長)
ようちえんで、だいこんをそだてました。おおきなだいこんです。
きゅうしょくで、たべます。なんのりょうりか、たのしみです。
№208 2021・12・3
自由な生き方
山本 奈津(小5)
「自由に生きる」とは
何にもとらわれず
好き勝手に生きること
自分の思いどおりに
気ままに生きること
私は
これまで自由に生きることを
そのように考えていた
しかしそれは
決まりをやぶったり
人にめいわくをかけたりすることに
つながるではないか
人を困らせたり傷つけたりせず
生きていくこと
それが自由に生きることだと思った
№207 2021・11・29
たん生日
のぶお しゅんが(小1)
きょうは、おじいちゃんのたん生日です。でんわをかけました。つながって、すぐにみんなで、たん生日のうたをうたいました。
だけど、でんわにでたのはおばあちゃんでした。だから、おじいちゃんにかわってもらって、もういちどうたいました。
おじいちゃんに、あいたいです。
№206 2021・11・28
なめるな
延尾 楓雅(小4)
練習試合で、全勝した。やられそうになったが、ギリギリ勝てた。最後は1ポイント差だった。
そのことを森コーチに言ったが、「ふ~ん」としか答えなかった。どういうこと? ぼくのことをなめているみたい。
でも、クレイスポーツ少年団に入ってよかったと思う。
№205 2021・11・13
試合結果
雲井 蒼介(小4)
11月7日に行われた試合で、ぼくと直大の成績は一勝一敗で、トーナメント戦に進むことができませんでした。
北村コーチに「お前たちは、ふだんの練習がまともじゃない!」とおこられました。
№204 2021・11・11
は
のぶお しゅんが(小1)
月よう日、はいしゃさんで、はをぬきました。大人のはが、はえてきたのに、子どものはが、ぬけなかったからです。
ますいをうって、ぬきます。ますいをうつのは、2回目です
ますいをうつのは、いたいです。つぎのこどものはは、かってにぬけていってほしいです。
№203 2021・11・7
勝利
山崎 有紗(小6)
「ソフトテニス」という名の植木鉢に「努力」という名の種をまき、「汗」という名の水を注ぎ、「忍耐」という名の肥料を与え、「挑戦」という名の光を当てれば「勝利」という花を咲かせてくれるに違いない。
ミスを怖れるな。同じミスを繰り返すな。弱気になるな。最後の一球を打ち終わるまで勝負は決まらないのだから。
№202 2021・10・20
スポーツフェスティバル
のぶお しゅんが(小1)
10月15日に、がっこうでスポーツフェスティバルがありました。ぼくは、ぐれんげダンスと50メートルそうをしました。
森コーチに、もんだいをだします。こたえてください。
もんだい1。ぐれんダンスは、どんなダンスでしょうか?
①ふりつけのダンス、②ふつうのダンス、③むずかしいダンス。
こたえは、①と③です。
もんだい2。50メートルそうは、なんいだったでしょうか?
①1い、②2い、③3い、④4い。
こたえは③でした。
森コーチ。こたえられましたか? せいかいでしたか? また、だしますね。
スポーツフェスティバルは、たのしかったです。おべんとうは、すこしたりなかったです。
らいねんは、ぜったい1いになります。
№201 2021・10・12
服
細川 莉子(小4)
服はお母さんに買ってもらう
新しい服がふえると
ワクワク ウキウキ
お母さんと一緒に買いに行くときも
ワクワク ウキウキ
ピンク 水色 ベージュ
どんな色 デザインにしようかな
服を選ぶ時間が楽しい
いろいろ着るのも楽しい
でも
お習字の日は黒 と決めている
№200 2021・10・2
あと半年
延尾 楓雅(小4)
ぼくは、兄とペアを組んでいます。でも、兄は六年生、半年で卒団してしまいます。さみしいです。
兄と大会に出たのは二回です。どちらも、あと一歩というところで負けています。次の大会は十一月に行われます。もっともっと強化しないと、また負けてしまいます。
次のことを守ります。すぶりを一日一〇〇回、ていねいにする。コーチの教えをすなおに聞く。まじめに練習する。かんしゃくを起こさない。兄弟ゲンカをしない。
あと半年、賞状をもらうことをめざします。
(10月30日、京都新聞に掲載)
№199 2021・10・2
たいいくがかり
のぶお しゅんが(小1)
ぼくはクラスで、たいいくがかりをしています。たいいくがかりは、たいいくのじかんに、みんなのまえにでて、たいそうをします。
3月まで、がんばります。
(12月12日、京都新聞に掲載)
№198 2021・8・21
じゆうこうさく
のぶお しゅんが(小1)
がっこうのしゅくだいに、じゆうこうさくがはいっていました。
ぼくはゴムてっぽうをつくることにしました。くろくぬってからニスでピッカピカにして、かわかしました。
6れんしゃできます。かっこいいですよ。
№197 2021・8・21
内緒の話
延尾 泰雅(小6)
ぼくの住んでいる長岡京市から、「ながすく応援券」がとどいた。すくすく育つように、と十八才以下の子どもに配られる一人五千円の商品券だ。
ぼくの家の子どもは三人だから、一万五千円という金額になる。しかし、母は息子たちに渡すことなく、だまってスーパーの買い物、ゲームや図鑑を買うことに使ってしまった。
文句を言いたかったけれど、どれも息子たちのために使われたのだ。買ってほしいものがあったけれど、ぼくはがまんすることにした。
もちろん、弟たちには、内緒である。
№196 2021・9・26
あきらめるな
山崎 有紗(小6)
強い相手にビビって気持ちで負け、くやしくて涙することがある。
あきらめるのは簡単だ。闘志をすてちゃ、変われない。相手にがむしゃらに立ち向かっていけ。気合いを入れろ。
勝負は必ず、どちらかが負ける。気持ちを切り替えれば良い結果が生まれることもある。一〇〇回負けても、一〇一回目は勝てるかも知れない。しかし、五一回目、いや、一一回目をめざすべき、と思った。
(9月26日、京都新聞に掲載)
№195 2021・9・24
水えい
大杉 紗矢花(小2)
金曜日にスイミングスクールに行きました。さいしょは、たいそうをしました。おわったらプールに入ります。
入るのは3ばん目です。どうしてかというと、およぎが早くてじょうずな3年生が前にいるからです。いまは、がんばっても、ぬかせません。
ぬかしたら、わたしは2ばん目になります。1ばん目になったら、ちがうクラスに行きます。
そのクラスには兄がいます。そこではタイムをはかります。わたしは兄をぬかそうと、おもっています。とてもたのしみです。
№194 2021・9・24
きいろいうみ
ほそかわ ここ(園児・年長)
おかあさんが
めだまやきをつくった
きいろいところを
つぶしたら
きいろいうみになった
わたしはたべた
おいしかった
№193 2021・9・22
「心」と「思い」
山崎 有紗(小6)
「心」とは どんなもの?
聞かれても うまく答えられない
見ることが できないから
だけど 形を変えたものなら
見ることが できるかも知れない
それは「心づかい」
「心」を何かの行為と結びつければ
「心づかい」が表れる
胸の中の「思い」も
見ることはできない
だけど「思い」を
何かの行動とつなげば
「思いやり」が表れる
あたたかい心が
あたたかい心づかいを
やさしい思いが
やさしい思いやりを生みだす
それらは 人が人として
美しく生きるための
大事な手助けになると思う
№192 2021・9・17
豆苗
岡村 茉音(小5)
小さな野菜、豆苗。貝割れ大根を一回り大きくしたような形で、サラダ・いため物・おひたしに使うことができる便利な野菜だ。
根から3㎝ほど上を切って料理する。残った根の部分が水につかるぐらいの容器を用意し、水を張って明るい場所に置いておく。すると、茎が伸びて五日ほどすると、またしゅうかくできる。それを二、三回繰り返して再生できるエコな野菜である。
きょうは、たまごスープの仕上げに入っていた。
明日は、何に入っているかな。
№191 2021・9・12
オンライン学習
岡田 真規子(小3)
9月15日からオンライン学習が始まります。たぶん、コロナのえいきょうで、じゅぎょうやグループ活動ができないからだと思います。
オンライン学習は、学校のタブレットというパソコンを家に持って帰って、インターネットで先生や友だちと勉強することです。
とても楽しみです。
№190 2021・9・11
はん・もく
大杉 康介(小4)
クレイスポーツ少年団では、テニスの練習の他に作文を書くという活動をしています。その作文は、「はん・もく」ノートと呼ぶノートに書きます。
ぼくは二年生から書き始めて四年生になるときに一度書くのをやめましたが、四年生の二学期からまた書くことにしました。久しぶりだなぁと思いました。
はん・もくを書いている友だちの中に、その作品が新聞にのった人がいます。ぼくも新聞にのせてもらいたいと思って、書き続けることにしました。
№189 2021・9・10
夏から秋へ
岡村 茉音(小5)
9月に入り、暑さが少しましになった。あんなに暑かったのに、いつの間にかセミの音(ね)がミンミンゼミからツクツクボウシに変わった。夜は涼しい風が流れて、鈴虫の鳴き声が耳に入る。
秋といえば、芸術の秋、スポーツの秋、読書の秋などの声を聞く。でも、わたしにとっての秋は、やっぱり「味覚の秋」だ。
№188 2021・9・9
お習字
山崎 有紗(小6)
お習字の授業で「思いやり」を書いた。練習のつもりで書いたのに、きれいだった。先生に「お習字、習っ てるの?」と聞かれるほどだった。
家の電話が鳴った。先生からだった。電話で話す母の声で、「思いやり」が京都市美術館で展示されることがわかった。何度も聞き返すぐらいおどろいた。名前を適当に書いたことを後悔した。
うれしかった。五年生のときは先生の教えがきびしくて、お習字は大きらいだった。いつも残されて下手、うしろから4番目ぐらいだった。
中三の兄は、一〇枚ほどの賞状を持っている。でも私はエアロビで六枚、図工で四枚、英語で一枚の合計一一枚。枚数が多いことがうれしくて、よく自慢していたが、さらに、お習字で一枚もらえることになったので、完全に兄をひきはなすことになった。
№187 2021・9・9
虫の音(ね)
細川 莉子(小4)
この前まで
あんなに暑かったのに
夕方になると
涼しくなった
秋が来たなあ
鈴虫が鳴く
リーンリン
夏が終わったなあ
セミの音がなつかしい
ミーンミン
(10月17日、京都新聞に掲載)
№186 2021・9・4
ギョウザ
雲井 大遥(小2)
きのう、ギョウザをたべました。パリパリするしょっかんがすきです。
おとうさんがつくったタレでたべたらすごくおいしかったです。いっぱいたべました。
つぎは、ちがうタレでたべたいです。
№185 2021・9・4
パラリンピック
細川 莉子(小4)
車いすテニスを見た。車いすをうまく動かしてプレーしていた。ソフトテニスのスタイル、ダブル後衛のようだと思った。
ボールを二人でつないで攻めていく。きびしいボールには車いすを思いっきり走らせて食らいつく。車いすが倒れてもゲームを続ける。
体が不自由でも、それを乗りこえて戦っていた。そんなプレーができる「気持ちの強さ」を、わたしは見習いたいと思った。
№184 2021・8・29
ベスト4 おめでとう
細川 莉子(小4)
わたしたちクレイクラブがテニスコートをかしてもらっている高校の、野球部のお兄さんたちが京都大会で一位になり、京都府代表で「夏の甲子園」へ行った。
それだけでもすごいのに、甲子園で準決勝まで勝ち進んでいった。どの試合も、みんなが力を合わせて大きな声を出し、プレーしているのが、わたしにもわかった。
決勝の前で負けてしまったけれど、お兄さんたちは明日から練習を、もう始めると思う。学校で、いつもわたしたちに大きな声であいさつしてくれるお兄さんたちを、これからもおうえんしたい。
№183 21・8・20
おさがり
岡村 茉音(小5)
私は末っ子なので姉や兄のおさがりの服が、よく回ってきます。先日は、いとこや年上の友達からも、もらいました。自分が選ばない色やデザインの服がたくさんあり、わくわくします。
古着をいやがる人がいるかも知れないけれど、私は好きです。服以外にもアクセサリーや文房具があり、袋に入ったおさがりは、ちょっとしたプレゼントのようで、うきうきします。
私のタンスの引き出しは古着でいっぱい、宝物です。大事に着ようと思います。
(9月19日、京都新聞に掲載)
№182 2021・8・7
コロナ君
山崎 有紗(小6)
あなたは何がしたいの? 世界中の人を、これ以上困らせないでよ。
ふつうの学校生活はもちろんのこと、部活、行事、友達と遊ぶことにも、気がぬけない。マスク、消毒、手洗いなど、いつまで続けないといけないの? いつになったら日常の生活にもどしてくれるの?
大切な思い出、時間、友達との友情をうばわないでほしい。
№181 2021・8・13
新しいテレビ
岡村 茉音(小5)
これまでふつうに見られたテレビが、昼ごろに突然映らなくなった。15年ほど前の古いテレビなので、母は「買い換える時期かな」と言って電気屋さんに電話をし、来てもらった。
原因を聞いて、やっぱり買い換えることになった。今までよりも少し大きなサイズで、「ユーチューブ」や「アマゾンプライム」などを見ることができるらしい。
私は、あまりテレビを見ないほうだが、これからはテレビの前にすわることが多くなりそうで、ちょっと心配。でも楽しみだ。
№180 2021・8・13
さかなつり
ほそかわ ここ(園児・年長)
かぞくで、さかなつりにいきました。いっぱいつれました。
おかあさんが、あじのからあげをつくりました。おいしかったです。
あじをみて、ずかんのように、えをかきました。
№179 2021・8・5
あきらめなかったヒマワリ
細川 莉子(小4)
ようち園で妹がヒマワリの種をもらってきた。それを五月ごろ、わたしがにわに植えた。
六月に大きく成長した。くきは細いが1mぐらいにのびた。でも、七月の大雨でポキッとおれた。
ぬいて、すてようかと思ったが、つぼみができていたので、やめた。花を咲かせてくれるかも知れないと思ったからだ。くきの部分をぼうで支えた。
つぼみが一生けん命開こうとしていた。すると先日、花が咲いた。おうえんしてよかった。
あきらめずにがんばったヒマワリ。「ど根性ヒマワリ」と名付けた。
№178 2021・8・3
私の「はん・もく」
山本 奈津(小5)
私の「はん・もく」ノートの作品は森コーチに、よくほめられる。詩を書いたときが多い。「こんなにいっぱい書くのはすごい」、「いい作品や」と。
学校の授業でも役立ち、スラスラと作文を書ける。ホームページを見たクレイの保護者から、「なっちゃんの作品、すごく好きです」と言われた。
だれにも負けないように、最高の作品を書こうと思っている。
№177 2021・8・5
どっちにしよう
朴 楨穏(小2)
お母さんはきれいな天使
おばあちゃんはやさしい天使
でも どっちがもっと天使かな
お母さん? おばあちゃん?
どっちをえらべばいいのかな
お母さんをえらぶと
おばあちゃんがさびしくなる
おばあちゃんをえらぶと
お母さんがさびしくなる
そして
どっちかがやきもちをやくのかな
どっちにしよう
もうわかんない
だけど
お母さんもおばあちゃんもだ~いすき
№176 2021・8・1
言い訳(一)
山崎 有紗(小6)
勝ちたい
負けたくない
でも行動を起こせない
心の中では
「あきらめたくない」
と思っている
でも負けてしまう
どこかに
弱い気持ちが
あるのかもしれない
だから負けると
言い訳を探している
そんな自分がくやしい
№175 2021・8・1
言い訳(二)
山崎 有紗(小6)
「もう負けたくない」
そう思ったら努力しろ
「努力しても無理」
そんな言い訳を作るな
「勝ちたい」
少しでもそう思ったなら
勝つ手段を探してみろ
№174 2021・7・31
おともだち
くもい ななえ(園児・年長)
ほいくえんで、おともだちができて、よかったです。ここちゃんといいます。
パズルで、いっしょにあそんでいます。おえかきもいっしょにしています。
№173 2021・7・31
カラオケと「はん・もく」
雲井 蒼介(小4)
家でときどき、ニンテンドースイッチを使ってカラオケをします。
ぼくがよく歌うのは三浦春馬さんの「ナイトダイバー」や、Adoさんの「うっせぇわ」です。その「ナイトダイバー」を歌って全国6位に入賞したことがあります。
きょうから「はん・もく」ノートを書き始めることにしました。カラオケのことを書くのが楽しみです。
№172 2021・7・26
東京オリンピック
山本 奈津(小5)
バレーボール女子の予選をテレビで観た。勝てば決勝リーグに上がれる大切な試合、相手は韓国だった。
第1セットは19対25で落とし、第2セットは逆に25対19で取り返した。第3セットは競(せ)ったが、22対25でうばわれた。もう後のない第4セットだったが、なんと10点差の25対15でゲームカウントを2対2とした。
ファイナルセット、最初はリードしていたが同点にされて2点差の逆転負け。集中力がぬけたり、精神的な問題があったりしたのだろうか。
他の種目も観て、戦い方をテニスに生かしたいと思った。
№171 2021・7・28
うなぎ
岡村 茉音(小5)
今年の夏の「土用丑の日」は7月28日です。日本では古くからこの日に、暑い夏の疲れを取るために「う」のつくもの(うなぎやうどん)を食べる風習があります。
わが家でも、晩ご飯にうな丼を食べました。私の好きな食べ方は、最初にそのまま半分を食べます。次に食べるのは残りの半分に、きざみネギとノリ、熱々の出汁をかけたお茶漬けです。
名古屋で「ひつまぶし」といううなぎ料理でこの食べ方を知り、それ以来、私のお気に入りになりました。
沢山の人に、この食べ方を教えてあげたいと思っています。
№170 2021・7・21
夏休み
岡村 茉音(小5)
一学期が終わり、とうとう夏休みに入った。長い休みに、私がしたいのは次の四つだ。
一、奈良の祖父母、いとこと海へ行くこと。
二、家の前にレジャープールを広げて水遊びをすること。
三、料理を作って母に食べてもらうこと。
四、私の家で近所に住む祖父、おじ、おばとバーベキューをすること。
でも大きな夢があることに気づいた。西日本大会の京都府代表に選ばれることだ。八月に行われる京都府選手権大会でベスト四に入れば、その夢はかなえられる。
いや、もっと大事なことを忘れていた。楽しみなことや夢の上に「宿題」が乗っかっていることを。そう思うと、ちょっとゆううつになった。
№169 2021・6・20
しあい
のぶお しゅんが(小1)
はじめて、しあいをしてみた。もりコーチとペアをくんだ。
あいては、おとこふたり。かってうれしかったです。
№168 2021・7・19
すきないきもの
のぶお しゅんが(小1)
ぼくのすきないきものは、うみにいます。イルカ、マンボウ、カメ、ペンギンです。
いっしょに、およぎたい。
№167 2021・7・19
勾(まが)玉(たま)
延尾 泰雅(小6)
四年生のころの話だ。学校から、「勾玉をつくろう」というプリントが配られた。そのころは、ちょっと歴史に興味があった。意外と楽しかった。
六年生になって、また同じプリントが配られた。四年生のときは失敗したのでリベンジしたい、と思った。
№166 2021・7・10
クロッキー
岡田 真規子(小3)
七月三日に、アトリエ教室で人の絵を書きました。
モデルさんになったのは、せいとのお父さんとお母さんです。そのモデルさんの、立っているところやすわっているところを書きます。
クロッキーといって、一回一〇分という早さで六枚書いていきます。むずかしかったのは、すわっているすがたでした。でも、わたしはがんばりました。
№165 2021・7・5
きらいなたべもの
のぶお しゅんが(小1)
ぼくのきらいなたべものはきのこ、たこ、いかです。
ずっとかんでいなきゃ、のみこめないから。
№164 2021・7・5
姉と兄
山本 奈津(小5)
友達の中に、きょうだいとの仲が悪い人が多い。でも私はちがう。
私は三人きょうだいで、きょうも三人で映画を観にいった。一緒にテレビゲームをすることもある。
仲がいいのは年がはなれているから、と思う。姉は一〇、兄は七つ年上だ。二人は、とてもやさしくて、ノリもよい。ナダルやジャイアンのまねをしてくれる兄は、おもしろい。
でも二人は、母にはうるさがられている。
№163 2021・7・4
たん生日と水泳
岡田 真規子(小3)
七月六日から学校で水泳学習が始まります。その日は、わたしのたん生日なので、とても楽しみです。
わたしは「とうすいかい」というスイミング教室で泳いでいるので、泳ぎがとくいです。学校では、どんな泳ぎをするのか、それも楽しみです。
№162 2021・7・1
ナス
細川 莉子(小4)
わたしは、ナスがきらい。実が、ぐちゃぐちゃしているから。
妹は、食べられない物が多い。でも、ナスは好きだ。くやしくて、早く食べられるようになりたい。
お母さんが、食べやすい味付けの料理をいっぱい作ってくれた。それで、ついに少しだけだけれど、ナスを好きになった。
次は、妹が生野菜をがんばる番だ。
№161 2021・6・20
バードくん
延尾 泰雅(小6)
クレイの作文集を読んでいたら、「バードくん」のことを書いた作品がいくつかあり、目にとまった。読んでいると、その鳥がかわいそうだと思った。
次の練習日、だれか、バードくんのお墓の場所を教えて。
№160 2021・6・18
だいじょうぶよ、お母さん
細川 莉子(小4)
上の歯に、いわ感があった。お母さんに見てもらったら、「今の歯の下から新しい歯が生えてきている」と言った。私は、「えっ、どういうこと?」と思った。
すぐに歯医者さんへ行った。先生が言うには、「子どもの歯と大人の歯が入れ替わる時期だけれど、子どもの歯がしっかりしているため、大人の歯が生える場所がないので、その新しい歯が子どもの歯を下から押し上げている」ということだった。
先生に子どもの歯を「きょう、ぬく?」と聞かれた。早くすっきりしたいので、「ぬく」と決めた。お母さんが心配そうに、「横にいようか?」と言った。だけど一人でがんばりたかったので、お母さんに「だいじょうぶ」と言って、しんさつ室から出ていってもらうことにした。
でも、お母さんは、「いいの?」としつこくたずねた。わたしは答えた。「だいじょうぶだって!」と何回も。そのようすを見ていた先生が、クスッと笑っていた。
№159 2021・6・14
すきなたべもの
のぶお しゅんが(小1)
ぼくのすきなたべものは、おにく、バナナ、ごはん、チョコレート、クッキーです。おいしいから。
№158 2021・6・12
リコーダー
岡田 真規子(小3)
6月7日から、リコーダーというふえをふくじゅぎょうが始まりました。わたしは、お兄ちゃんのお下がりがあったので、そのリコーダーを持っていきました。
でも、今はコロナウイルスのえいきょうで、学校でリコーダーをふくことができません。リコーダーの学習をすることを楽しみにしていたのに、とてもいやな気持ちです。
№157 2021・6・5
一組
岡田 真規子(小3)
四月五日に、スイミング教室の一組に上がりました。一組とは、日本泳法という泳ぎ方を習うクラスのことです。
一組に入ってはじめは、片手でクロールを泳ぎました。むずかしいと思ったのは、手を伸ばして顔を水につけること、足を平泳ぎのときのように動かすこと、顔をよこにむけてパーッと息をすることです。
さいごは、くるしかったけれど、うまくできました。この泳ぎ方を二週、練習しました。次の週からは、ふつうのクロールの練習を始めました。はやいスピードで泳げるようになりたいと思いました。
№156 2021・5・22
梅雨
岡村 茉音(小5)
梅雨に入った
ポツポツ パラパラ ザーザーと
降(お)り方(かた)はいろいろだ
雨のにおいもまちまちだ
草(くさ)木(き)やほこり
土のにおいが混(ま)ざっていることもある
雨は
雲が悲しいことがあったとき
降るのかも知れない
それは雲の涙かも知れない
ずっと泣かないでほしい
早く梅雨が終わって
夏空に変わってほしい
№155 2021・5・11
雲は神様
山本 奈津(小5)
雲は一見
ゆうがに泳いでいるように見える
好きなときに形を変えたり
雨を降らせたり
またあるときは
雷を落としたりする
それが雲のお仕事なのだろう
雨がきらいな人は少なくない
しかし
世界には水が手に入らず
生活がまずしい一族や一家が
たくさんいる
田畑や野原で
水がなくてかれる植物もある
でも雲が雨を降らしたときは
地球の多くのものが救われる
雲が去って晴れると
世界中の子どもたちが
外で活発に遊ぶ
植物も元気に育つ
天気は雲の動きや量で決まる
その天気は人の生活や植物の成長を
左右する
だから雲は神様だ
№154 2021・5・11
カラスのけんか
山本 奈津(小5)
ある日、両親と三人で車で出かけようとしたときのことだった。
乗車して窓から外を見ていると、車外でビュンと何かが飛んでいった。カラスだった。そしてカラスのけんかが始まった。あまりにも急な出来事だったので、情報収集が追いつかなかった。
父が、「一方的にやられているほうのカラスがよそもので、ちがうほうのカラスが追いはらおうとしているんや」と教えてくれた。
しばらくして、カラスたちはどこかへ行ってしまった。やられていたほうのカラスは無事か、心配でならない。
№ 153 2021・4・18
デビュー戦
延尾 泰雅(小6)
1試合目はw山中ペアと戦って3ー0で勝ち、2試合目は宮城・出原ペアが相手で2ー3で負けた。
1位グループの1試合目は西川・桝谷ペアに3ー1で勝ち、その決勝で左利きの選手を初めて見てビックリし、そのショックで0ー3で負けてしまった。
反省点は、まだ基本の技を身につけていないこと、練習中にふざけていること、森コーチをなめていることだと思った。
№152 2021・4・17
初めての試合
延尾 楓雅(小4)
一試合目は勝ち、二試合目はクソ速いボールを打つ相手にファイナルの6ー7で負けました。勝っていたら、賞状をもらえたのに……。
でも、クレイの練習で20回ぐらい負け続けていたのでメッチャうれしかった。次の試合で賞状をもらえるように休まず、まじめに練習をしようと思いました。
№151 2021・6・12
一番の楽しみ
わたしは正直に「これ、むり」と言う。でも、全部食べてしまう。
№150 2021・5・25
№149 2021・5・9
「はん・もく」ノートとは、日々の練習から感じ取った「反省」と「目標」を、子どもたちが詩や作文にして書き綴ったノートの呼び名です。「はん・もく」は、その「反省」と「目標」という言葉を「反」と「目」に略したうえ、表記をひらがなに変え、独自の概念によって創案した造語です。
公益財団法人日本スポーツ協会は青少年にスポーツを指導する場合、その実技のみに偏らない個別の「学習活動」を行うよう求めています。「はん・もく」ノートは、それに基づく取り組みです。当初は「題材はテニスから」と勧めましたが、現在は「好きなことを自由に書いてよし」に改めました。
なお、2001年3月までの作品は「作文集」第1刊に集成し、以後の作品は第14刊(2021年5月18日に発刊)まで版行を重ねました。